自閉症スペクトラムと強度行動障害、レポ
まず、講演会のタイトルともなった
強度行動障害とは…
精神科的な診断として定義される群とは異なり、直接的他害(噛み付き、頭突き等)や、間接的他害(睡眠の乱れ、同一性の保持等)、自傷行為等が通常考えられない頻度と形式で出現し、その養育環境では著しく処遇の困難な者であり、行動的に定義される群。
家庭にあって通常の育て方をし、かなりの養育努力があっても著しい処
遇困難が持続している状態。
(行動障害児(者)研究会、1989年より
重度知的障害の方やコミュニケーションが苦手な自閉症スペクトラムの方がなりやすいといわれています
基調講演で
ノートルダム清心女子大学
青山新吾准教授のお話を聞きました
なんとも言えず…
当事者へ愛にあふれた接し方をされている方との印象でした
支援者側として
若者を育成する立場として
事例をまじえてお話しくださった中で、いちばん印象的なことばをご紹介します
(療育技術に)自信がなくても(要支援者に)付き合っていける人が必要
他にも…
●丁寧な人間関係をきづく
●推察する能力が支援者に必要
●繊細さが生活上に影響がでることもある
●親子を孤立させない
ほんの一瞬のまなざしから、内面を推測しようとする
先生はご自身のことを「甘い」とおっしゃっていました
しかし、子どもをお願いする人は、こんな方がいいなと思いました…おこがましいですが😅
次は、ディスカッションです
保護者の想いも聞けるので、こちらをメインに参加していましたが…
青山先生のわかりやすい講演がパネルディスカッションにまさしく「つながって」いくのです
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