ぶっきっちょさんだと思っている、あなたへ
運動音痴なだけ…
球技が苦手なだけ…
不器用なだけ…
心当たりの方が多いと思いますが
発達性協調運動障害をご存知でしょうか?
★発達性協調運動障害とは…
全身運動(粗大運動)や手先の操作(微細運動)がとても不器用な障害のことである。脳の発達の偏りにより、神経伝達物質の異常といったことが考えられているが、はっきりとした原因が解明されているわけではない。協調運動とは、体の様々な部分を使って1つの動きを行うことである。縄跳びや自転車の操縦などが代表的な例として挙げられている。これらの全身運動の他にボタンをうまくかけられなかったり、箸をうまく使えなかったりといった手先の操作などに困難を示す場合もある。
Developmental Coordination Disorder (以下DCDと略します)
小野 隆行著 特別支援教育 重要用語の基礎知識より抜粋
DCDと診断にたどりついている人が、意外と少ないのではないかと思いました
運動音痴だから仕方ない…
と本人も周りもスルーされている人が多いように思います
運動音痴とDCDの違いは…
練習や努力だけでできるか否かです
からだの動かし方がわからないのがDCDっ子
だから、何十回なわとびを練習してもちっともうまくならないのです
実は、なわとびは高度な運動なのです!
①なわとびをもつ
②なわとびをまわす
③なわをみる
④タイミングよく(をみて)
⑤とぶ
と2つ以上の動作があります
まねをして飛べるようなら、DCDではないと思います
(医者ではないので断定できませんが…)
DCDのお子さんに有効なのは
スモールステップと自己肯定感 です
★次回は、実際に行った家庭療育の実践を書きます
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